10月6日、フランスのボルドーで開催された「ITS世界会議」にて本田技研工業株式会社、ヤマハ発動機株式会社及びBMW Motorradが、二輪車の協調型高度道路交通システム「C-ITS」の強化を図るための共同体制を発表されました。また、「Connected Motorcycle Consortium」と名付けられたコンソーシアムの創設を目指して協働を開始するということです。
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ITSとは

ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)とは、人と道路と自動車の間で情報の受発信を行い、道路交通が抱える事故や渋滞、環境対策など、様々な課題を解決するためのシステム

これらは、高速道路などで使用されているETCやカーナビで地図、渋滞情報を表示させるVICS(道路交通情報通信システム)もITSの一部とされています。
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事故のリスクが大きい二輪車では車両同士での相互通信や路上カメラのネットワークを用いて右直事故、左折巻き込みや出会い頭等の事故を未然に防ぐことができるようになるそうです。
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トヨタ自動車のITS技術(インフラ協調による安全運転支援システム)

国内の他メーカーは?

ここで登場していないメーカー「カワサキ」、「スズキ」は公式で参加すると発表されていませんが、今後国内外問わず他メーカーへの参加を要望するそうです。


日本では少子高齢化が進み若者の二輪車離れも進んでいます。まだまだソフトウェアやアルゴリズムの開発など課題が残りますが、ユーザーの高齢化が進むバイクをこうしたシステムで事故を減らしていけることはかなり期待できそうです。


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