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国土交通省は、ヤマハ「YZF-R3A」「MT-03」「YZF-R25」 「YZF-R25A」 「MT-25」5車種のリコールを発表した。(国土交通省)


リコール詳細

リコール開始日
平成29年2月15日

該当車種数
19,907台

不具合の部位
①始動装置(イグニッションスイッチ)
②燃料装置(燃料タンクのブラケット)

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
①イグニッションスイッチにおいて、接点板の材質が不適切なため、洗車等によりイグニッションスイッチ内部に浸入した水により接点が腐食することがある。そのため、そのまま使用を続けるとイグニッションスイッチが接触不良となり、最悪の場合、走行中に原動機が停止するおそれがある。

②燃料装置において、燃料タンクをフレームに固定するブラケットの取付穴の位置が不適切なため、燃料タンクが正しい位置に取付けられずエンジンからの振動がブラケットを介し燃料タンクに伝わるものがある。そのため、燃料タンクとステーが共振しステーと燃料タンクの溶接部に亀裂が生じ、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがある。

改善措置
①全車両、イグニッションスイッチサブアッセンブリを対策品と交換する。
②全車両、ブラケットを対策品と交換する。

通称名(型式) / リコール対象車車台番号(シリアル番号)/範囲及び輸入期間 / リコール箇所
YZF-R3A(EBL-RH07J)
RH07J-001001~RH07J-004360
平成27年3月19日~平成28年12月15日
2,188台
①, ②

MT-03(EBL-RH07J)
RH07J-001641~RH07J-004640
平成27年8月31日~ 平成28年12月28日
1,255台
①, ②

YZF-R25(JBK-RG10J)
RG10J-001001~RG10J-017680
平成26年10月6日~平成28年10月26日
10,294台
①, ②

YZF-R25A(JBK-RG10J)
RG10J-006561~RG10J-017721
平成27年2月12日~平成28年11月22日
2,683台
①, ②

MT-25(JBK-RG10J)
RG10J-008962~RG10J-018240
平成27年6月22日~平成28年12月13日
3,487台
①, ②

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