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イタリアの高級スポーツバイク・メーカーとして名高いドゥカティ。同社のクラウディオ・ドメニカリCEOが 「未来は電気にある」とほのめかしていたとおり、ついにその名前を持つ電動バイクが、ボローニャで発表されました。といっても、この分野で先行するゼロ・モーターサイクルやエネルジカ・モーター・カンパニーが販売しているような、本格的な電動スポーツバイクでは残念ながらありません。

今回の発表は、ドゥカティのお膝元で行われたものの、主催はオーストラリアに本拠を置く電動オートバイ・メーカーのVmoto社。この"ドゥカティの名前を持つ電動スクーター"「CUx スペシャル・エディション・ドゥカティ」も、実は同社が展開するSuperSocoというブランドから販売されている「CUx」というモデルに、ドゥカティのロゴとスポーティなカラーリングを施したものに過ぎません。

その中身は通常のCUxと何ら変わらず。最高出力2.7kW(3.67ps)を発生するボッシュ製ハブモーターと、車体から取り外して充電可能な60V/32Ahのリチウムイオン・バッテリーを搭載します。Vmotoによれば、これは「テスラ モデルSに使われているものと同じバッテリー・テクノロジー」だとか。7~8時間で充電完了(急速充電なら3.5時間)し、航続距離75km、最高速度45km/hと発表されています。

シート下にはリモコンで施錠/解錠可能なトランクが備わり、LEDヘッドライトや電子制御式ディスクブレーキ、スマートフォンを充電できるUSBポートなども装備します。

価格はまだ発表されていませんが、邦貨換算30万円ほどで販売されている通常のCUxより高くなることは間違いないでしょう。もちろん、ドゥカティの二輪車のようなイタリア製ではなく、Vmotoの他のモデルと共に中国・南京市で生産されます。

SuperSocoはドゥカティのオフィシャル・サプライヤーを務めており、そのパートナーシップを主に欧州におけるブランドイメージ強化に利用しようと考えたようです。ドゥカティは昨年、電動アシスト自転車メーカーのThok E-bikesとのコラボレーションによるマウンテンバイクも発表しています。

なお、"本物のドゥカティ製電動バイク"は、同社を傘下に収めるフォルクスワーゲン・グループの計画によると、2030年までに登場する予定となっています。中国製電動スクーターにドゥカティの名前が付けられたことを嘆く向きもあろうかとは思いますが、ドゥカティのオートバイを所有するライダーが近所を移動するアシとして使えば、それなりにサマになるかもしれません。

https://japanese.engadget.com/2019/05/06/ducati/



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