1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 20:19:59.58 ID:4i7eCdjd0
かっけぇぇぇぇwwwwwwwwwwwwwwww


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 20:20:42.18 ID:uZkC7LVf0
日曜の朝、都内某所
バイク愛好家たちが集まる小さなサイトのツーリングオフが開かれようとしていた
集合時間10分前、既に来ているメンバーは7人
その輪の中へ、俺は愛車のマグナ50で乗り付けた
「おはよう!マグナキッドです!今日はよろしく!」
元気よく自己紹介する
「…あ、おはようございます」
「マグナキッドさんって高校生なんですよね?若いですね…」
なぜか皆の視線が泳いでいる
「遅くなってスイマセ~ン!」
ZZR1400に乗ったオッサンが大きな声を出しながらやってきた
「幹事のカワサキオヤジです。今日は皆さんよろしくお願いします」
この人が今回のオフの主催者であり、サイトの管理人でもあるカワサキオヤジさんだ
「あ、どうも!マグナキッドっす。よろしく」
俺が挨拶をすると、カワサキオヤジは眉間にシワをよせて、俺とマグナをジロジロと見てきた
「え~っと…マグナキッド君だっけ?君さぁ、今日どこに行くか知ってる?」
「え…?富士山を見ながらそば食うオフっすよね?」
「うん。で、君のバイク…それ原付だよね?」
何が言いたいのかわからない。愛車を原付呼ばわりされてイラっときた俺は言った
「何が言いたいんスか?」
「高速道路に乗るんだけど…原付じゃ乗れないよね?」
「…大丈夫っスよ!ブン回せば皆さんに迷惑かけないくらいのスピードは出ますし」
爆笑の渦が起こった。そしてカワサキオヤジは苦笑いしながら言った
「原付は高速道路を走っちゃダメなんだよ。それにそのスピードメーター見てごらん」
視線を落とす。そこには60km/hが限界のメーターがあった
「高速道路は80~100km/hくらいで流れてるからね。君の原付じゃついて来れないよ(苦笑」
俺は泣きながら家に帰ると、そのまま枕を濡らして眠ってしまった

7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 20:21:04.43 ID:uZkC7LVf0
俺はあれからほぼ毎晩のように、あの日の悪夢にうなされている
時計を見ると、午前0時をちょっと過ぎたころだった
冷たい水で顔を洗うと、ベッドに腰掛けてため息をつく
「俺のマグナ…50ccだけど…本当に遅いのか?」
夢に出てくるZZR1400に乗ったあのオヤジは、いつも俺のマグナ50をバカにしやがる
だがどうしても俺にはマグナ50が遅いバイクだとは思えなかった

『マグナが速いってことを証明してやる!』
そう決めた俺は、着替えてヘルメットとキーを持つと
家族が起きないように静かに家を出た
相棒に跨ると、あの場所を目指して走り出す
マグナ50の実力を試す場所、俺とマグナ50の魂が一つの壁に挑戦する場所、高速道路へと…

ウインカーを点滅させ、インターチェンジへと進入していく
もちろん原付は高速道路に乗ってはいけないという法律を知らないわけじゃない
だけどこれは、俺とマグナ50の挑戦なんだ
もう戻ることなんかできない
発券機から券を抜き取ると、スロットルを全開にして走り出す
「行くぜ!マグナ50の実力を証明してやる!」

初めて走る高速道路
だが親父の車で何度も来ているので、どういう場所かは理解している
メーターの針はまもなく60km/hを指そうとしている
しかしトラックや車に次々と追い越されていく
やっぱりマグナ50は遅いのか…いや、違う!まだ実力は発揮されていない
「まだだ!マグナ50はこんなもんじゃない!」

8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 20:21:42.53 ID:uZkC7LVf0
前傾姿勢になると、前方を走る軽自動車を睨みつける
行ける!追いつける!追い越せる!
ここからは一瞬が勝負の世界だ
右のミラーを見て、後方からの車がないことを確認する
右のウインカーを出す、そして目視
素早く車線を変更すると、3速に落としてエンジンのパワーを開放する
「行っけぇぇぇぇぇ!!!!!!」
再び4速!並んだ!そして抜いた!
マグナ50が軽自動車に勝利した瞬間だった

軽自動車の排気量は660ccある
CBR600RRよりも上だということだ
その軽自動車に勝ったということはつまり
マグナ50は、CBR600RRよりも速いということになる

激しいバトルを終えた俺は
この先2kmにあるサービスエリアの看板を見つける
「少し休もうかマグナ50…」

夜のサービスエリアは静寂に包まれていて
戦士が休息を取るには最適な場所だった
熱々のうどんを頬張っていると、誰かが俺の肩を叩いた
振り返ると警察官が二人、俺を見下して立っていた
「あっちに停めてある原付は君のか?」
「…原付というか、マグナ50っスけど…」
「ちょっと来い!」
食べかけのうどんを残し、俺はパトカーのほうへと連行された
午前6時、連絡を受けた親父が警察署まで迎えに来た
そして殴られた

21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 20:28:55.77 ID:uZkC7LVf0
俺はNS-1に乗っている。原付だけど速いし、峠では最強だと思う。
事実峠ではスクーターをバンバン抜かせるし、どんなコーナーだって俺が一番上手い。
俺はこの峠の主なんだ。

「そろそろ行くか・・・」
バトルスーツに着替え、俺は走り出した。
峠の頂上に辿り着くと、そこにはマグナ50に乗った男がいた。マグナの男はこちらに気づき、近寄ってきた。
「いつもここで走ってるの?」
「ああ。俺はここの主だ。」
「俺のマグナと勝負しないか。CBR600RRよりも速いぜ」

俺はこの発言に何かひっかかるものを感じていた。
「いいだろう。麓のうどん屋がゴールだ。」

23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 20:29:40.21 ID:uZkC7LVf0
「あの夕日が山に隠れたら、バトルスタートだ」

うなるN1のエンジン。一方、マグナは重低音を奏でていた。
ここには俺たちしかいない。これは命がけのバトルだ。
「負けた方がうどんをおごる。それでどうだ?」
「いいだろう。」


夕日が山に隠れる!
俺とN1は勢いよく飛び出した。20、30、40・・・どんどんスピードが上がっていく
後ろを見るとマグナは小さくなっていた
「いける!」
俺はこの峠を知り尽くしている。だから誰も勝てない。

しかし、それは一瞬の出来事だった。
前から来たおばちゃんトゥデイを避けたはいいが、俺はバランスを失い転倒してしまった。
「・・・」
遠のく意識。おばちゃんトゥデイは見えなくなっていた。

26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 20:30:24.50 ID:uZkC7LVf0
「おい!大丈夫か!」
男の声で気が付いた。ここは・・・?俺は死んだのか?
「おい!」
マグナの男が俺を介抱してくれていた。俺は気を失っていただけだった。

「N1!」
N1は草むらに突っ込んで止まっていた。フォークは曲がり、カウルは割れていた。
N1は死んでしまった。俺は泣いた。

「N1はお前を守ったんだよ」
マグナの男が言った。
「俺もいままでこいつと色々なことをした。高速を走ったりもしたんだ。こいつは俺の一生の相棒なんだ。」
高速・・・  まさか!
俺は恐る恐る聞いてみた
「お前はまさか・・・ マグナキッドか?」

「そうさ。俺はマグナキッドさ。」
俺は驚愕した。あのネットで話題になったマグナキッドが実在したとは。

43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 20:37:19.41 ID:6XZ5rERg0
>>26続編出ていたのはしらなった

36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 20:33:14.69 ID:Z+9FFr5m0
かっこいいなー

62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 20:48:26.20 ID:uZkC7LVf0
最悪だ…、土砂降りなんて…。
私は、雨宿り出来そうな場所を探してバイクを走らせたが、
こんな山道じゃ期待できそうになかった。
あきらめかけた頃、道路わきに小さな屋根の建物が見えた。
屋根付のバス停の様だ、あそこで雨宿りをしよう。
バス停の横にはバイクが1台、先客だろうか。
私は、バイクを停めて屋根の下に入った。

「こんにちは、雨宿りですか?」

先客の男性が声をかけてきた。
大学生ぐらいだろうか、まだあどけなさが残った顔つきだ。

「えぇ、さすがにこの雨じゃ危ないですから…」

私は、濡れたウェアの水を払いながら答えた。
今日はあまり人と話す気分ではないんだが。

「ツーリング帰りですか?僕はこの先の渓谷まで行って来ました。
今日はバイクがいっぱいで~」

男性は、ツーリング先の出来事を話し出した。
私は軽く相槌を打ちながら、話半分で聞いていた。

「で、あなたはどちらへ?」

65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 20:49:26.69 ID:uZkC7LVf0
どちらへ…、私はどこからの帰りなんだろう。
先週までは私の住んでいたところ。今では、ただの他人の部屋。
同棲していた彼氏にフラれて、今日は合鍵を返しに行った帰り道だった。
何も、そんな最悪の帰り道に土砂降りの雨に遭わなくても。

「大丈夫ですか?」

声をかけられて気がついた、自分が泣いていることに。
あれだけ泣いたのに、まだ涙が流せたんだ。

「何かあったのなら話を聞きますよ。雨、まだ止みそうにないですし。」

人と話す気分ではなかったが、誰かに聞いて欲しかったんだろう。
堰を切ったかのように、私は一気に話した。
彼との出会い、初めて乗ったバイクの後ろ、彼と初めて行ったツーリング。
先週の出来事、自分の未来が消えたこと…。

「雨、止みましたね。」
どのくらい時間が経ったのだろうか、雨はいつの間にか止んでいた。
男性は空を見上げながら言った。

「バイクっていいですよね。僕も昔は、高速で最高速にチャレンジしたり、バイク仲間で蕎麦を食べに
行ったりしました。バイクがあったから、楽しい思い出が沢山作れたと思います。
彼氏さんとの別れは辛かったでしょうが、彼のおかげでバイクに出会えた。
だから、僕達もここで会うことが出来た。
出会いがあるから別れがあって、別れがあるから出会いがあるんだと思います。
あなたには、きっといい出会いが待ってるんですよ。」
男性は、グローブの水気を払いながら言った。

67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 20:50:13.51 ID:uZkC7LVf0
「また、あなたと会えますか?」

私の口から、自然とその言葉が出ていた。
恥ずかしくて、思わず下を向いてしまった。

「あなたがバイクに乗り続けていれば、また会えますよ。」

男性はそう言うと、ヘルメットをかぶってアゴ紐を締めた。
バイクに向かって歩き出す彼。
何か言わなきゃ…、でも何を言えば…。
私は夢中で声をかけた。

「あ…、あの…、そのバイク、何て言うバイクなんですか?」

男性はとびっきりの笑顔で答えてくれた。

「マグナ50です」

~マグナキッド 旅情編~

71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 20:51:57.88 ID:1WrDk+P90
>>67
俺もマグナに乗ってたら、こんなカッコいい奴になれたのかな…

73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 20:52:27.71 ID:tQRuI3AT0
マグナ五十ってこんなにストーリーあったのか

96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:08:33.57 ID:uZkC7LVf0
俺は今マグナ50を駆っている。闇のなか、峠、俺は風になる。生まれ故郷へ向かって…。

それは唐突に起きたことだった。いつものように会社から帰宅する。
習慣になっている留守電の再生を始めた時だった。

母からの連絡だった。親父が過労で倒れ、危篤であるとのメッセージが残されていた。
すぐさま愛車であるマグナ50に飛び乗り故郷への長い道を走り始める。

5年前に、高校卒業、大学進学と同時に実家を離れることが決まると、
親父は家計が苦しいにも関わらず俺にこのマグナ50をプレゼントしてくれた。
実家から離れても
このマグナがいる限り、俺は寂しくなかった。コイツの中には親父がいるから…。

ショットガンマフラーから奏でられるエキゾーストノートが親父の鼓動のような気がした。
焦る俺を心地よい振動と重低音がなだめてくれる。

『事故を起こさないように安全運転でな。』

不意に親父の言葉がその中に聞こえた気がした。
『親父、死ぬんじゃねーぞ!』そう叫ぶと俺はアクセルを目一杯開けた。

97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:10:06.78 ID:uZkC7LVf0
闇の向こう側、大好きな親父のもとへ向かって…。
どれくらい走っただろうか。あたりは薄明るくなっている。

と、突然何の前触れもなくマグナ50のエンジンがストールした。焦る気持ちとは裏腹に、
セルも弱々しい。押しがけしてようやく掛かった頃にはすっかり日が昇っていた。

走っていると大型トレーラが数台玉突き事故にて道路が封鎖されていた。

仕方なく廻り道をし病院につくとそこにはただ泣いている母と、冷たくなった父がいた。

先生に話しを聞くと、朝方エンジンが止まった時刻と同じ時刻に他界したそうだ。

父さん僕があのまま走ってたらトラック事故に巻き込まれてた。
父さん、ありがとう…さようなら…

式も終わり落ち着いてきた頃、俺は居間でバリマシを片手に
マグナ50のパーツを物色していた。
そんな俺に、すこしやつれた表情の母が生前の親父のことを話しかけてくる。
俺の大学合格を心から喜んでくれたこと、マグナ50をプレゼントすることを

母が反対するものの、「風を切って初めて見える世界があるから」と
強引に決めたこと、定年後は俺とツーリングするつもりだったこと――。
たまらなくなった俺はバリマシを投げ捨て、キーを掴み、
路駐のマグナ50に跨ると、親父の野生とプライドを載せて走り出した。
 『親父!今日は飛ばして行こうぜ!』

いつもより気持ちいい音を響かせ、俺のマグナ50は風になった

100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:12:32.07 ID:vIUkKHNo0
マグナキッドってこんなに深い話だったのか

101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:12:51.69 ID:tsbnX1psQ
マグナキッドかっこ良すぎ

110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:20:51.21 ID:uZkC7LVf0
青く澄みわたる空はどこまでも広がって
白い雲がその身を伸ばして浮かび、風に流され。

地上にふりそそがれるような空からの風が青年の頬をなでる。
青年はいつも走っている箱根の道の脇の、小さな駐車場の片隅にある自販機のそばで、
缶コーヒーの缶を手に愛機のマグナ50をじっと眺めていた。

ノーマルマフラーに、ノーマルハンドルで充分、と青年は思っている。
このマグナ50は走り屋仕様の大型バイクにも負けることはない。
仲間たちの大型バイクと一緒に、東名高速を飛ばし、蕎麦を食いに行ったこともある。

夏も終わりを告げようとしている時期で、どこからともなく早起きした蝉の鳴き声が聞こえる。
さっき昇った太陽が顔を出してくると同時に、汗ばむような陽気になってくる。

暑ぃ、と思いながらも、青年は腹まで開けていた、しまむらで買ったウインドブレーカーのチャックを胸元まで閉める。
右のミラーには、バイク屋にもらったオマケのヘルメットが掛けられ、シートには軍手がだらんと指を伸ばして置かれていた。

112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:21:44.08 ID:uZkC7LVf0
愛機のかっこよさに浸り、手に持つ缶コーヒーの缶を口もとに持ってゆき、残りを一気に飲みほそう、とした時
待避所に滑り込むようにしてやってきた黒いワゴン車、オデッセイ。

中にはチャラい感じの男女が四人、どっかへドライブへいく途中か
四人とも車から降り、駐車場の自販機へと向いながら、青年とマグナ50を見て

「おい原チャリだぜ」
「原チャリ~? でもちょっとデカくな~ぃ」
「オレ知ってるぜ、HONDAのなんとかって言うバイク、図体だけの」
「原チャってスクーターだけだろ?」
「軍手がおしゃれ」
と、言いたい放題だ。 

青年は相手にせず、コーヒーの缶をゴミ箱に放り込み、マグナ50にまたがり、セルスターターを回した。
マシンは目覚めの雄叫びをあげる。
「トトトトト」小気味の良い控えめの音が蝉の声にかき消される

蝉の声に負ける、またそれも心地よい。 
お目当てを買って車に戻った四人を無視し、駐車場を出て、本道に入る。

何を思ったか、オデッセイもついてくる。

113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:22:52.10 ID:uZkC7LVf0
それをバックミラーで見た青年は、右手腕を上げて、先に行けと合図。
のんびり走りたいだけなのだ。

オデッセイは青年の合図に気付いたのか、気付かなかったのかテールにぴったりとくっついた。
運転手のニヤニヤ顔がバックミラーに映る
後ろから、おかまを掘らんかと言わんばかりだ。

「ちきしょう・・・」
青年の叫びがヘルメットの中で響いたかと思うと、マグナ50はフロントを高々と持ち上げて、ウィリーをかます。
いきり立った暴れ馬のようにフロントが高々と上がったマグナ50。

フルスロットル!
マフラーからオデッセイにぶつけんがばかりに爆音が響く。
空が揺れたかと思うほどの、激しい爆音。耳のみならず、腹に図太い一発を食らい、心臓までをも貫きそうなそのサウンド。
やれるもんならやってみやがれ!というメッセージもふんだんに込めて・・・

そんな白日夢を思い描きながら、必死で逃げる青年
箱根のワインディングは、50と言えどもロングホイールベースのマシンにはキツイ

117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:25:21.34 ID:31jKZJM30
どうなるマグナ50!?
このコピペはドキドキするなwww

120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:31:18.86 ID:uZkC7LVf0
そんな時、せわしなく確認するミラーの片隅に光るものが見えた
煽るオデッセイの後ろに、大型バイク数台のライトが見え隠れしている。

急にオデッセイの速度が落ちた
ミラーに写るバイクの進路妨害をすべく、左右にハンドルを切りながらジグザグ運転をしているのだ。

「なんていうドライバーだ・・」青年は呟きながらも、自分の身に降り掛かった災厄が少し遠のいた事に安堵していた
どこか待避所がないか探しながら走るがこう言う時に限って見つからない
ミラーの中では相変わらずオデッセイが進路妨害を続けている。

一瞬の出来事だった
対向車を恐れてか、右側一杯へはいけなさそうな動きをしたオデッセイ
その隙を見て、その右手に滑り込む大型バイク、そしてライダーの足が動いた。
動いた足は、オデッセイのミラーを蹴った。ミラーは宙に浮き後ろへすっ飛んでいった。

青年の横に並んだのはマグナ250!マグナ750!!マグナ1100!!!
三台は青年について来いと合図をした。

126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:34:40.53 ID:J/tvE+tcO
>>120想像したらわろた

121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:31:25.09 ID:6xLeqcaa0
マグナキッドはよ

123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:32:50.94 ID:uZkC7LVf0
オデッセイが急停止するのを目の片隅に捉えた時
青年の隣を爆音と共に通り抜けていく大型バイク、左手にピースサイン
体制を取り直し、迫りくるコーナーへマシンを傾け消えていった。

「あの人、無茶するなぁ」と思いつつも、青年は言い知れぬ爽快感に包まれていた
もうすぐ峠だ トコトコとアクセル全開30㎞でマグナ50は頂きを目指す
夏の日差しが容赦なく青年とマグナ50へ照りつける

やや愛車と青年の元気が無くなってきた頃、ようやく峠のドライブインへ到着した。
駐車場にはたくさんの乗用車、そして片隅に数台のバイクが停まっている。
子供の頃、家族でこの場所へ来たときは、バイクで溢れかえっていたのに
今では数えるほどしかバイクがない。
今では自分も立派なライダー
青年は臆すること無く、大型バイクの隣にマグナ50を並べて止める

さすがに車格が違うが、峠を走りぬけてきた愛車はどこか誇らしげである。
早速、缶コーヒーで乾杯だ
青年は木陰になっている自動販売機へ向かった

そこには、数人のライダー達が、ひと時の涼を求め休んでいた。
しまむらのウインドブレーカーを脱ぎ、肩に引っ掛け、ベンチの空いている場所へ腰をおろした。
先客のライダー達の会話が聞こえる。

124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:33:50.38 ID:uZkC7LVf0
「近頃はめっきりバイクも少なくなったよな」
「ここの駐車場もバイクの見本市さながら、ありとあらゆるメーカーのバイクが停まってた」
「腕自慢、愛車自慢が勢ぞろいしていたな」
「楽しかったなぁ」
「あぁ」
聞くとも無くそんな会話が耳に入ってきた 
気持ちのいい木陰の風を感じながら、青年は缶コーヒーをあおる
暑さから開放されたのか、しばらくすると青年は微睡みの入り口にいた

「君」
「こんにちは」
「おーい」
「大丈夫かい」
青年がようやく自分を呼ぶ声に気がつく
先程のライダー達が心配そうに自分の周りに立っていた
「あっ・・はい・・ちわ」
自分の置かれている状況がわからずに青年はあやふやな返事をする。

ツナギの上だけを脱ぎ、腰で履いているライダーが青年に話しかける
「いきなりジュースの缶を落として、ぐるんぐるん上半身回ってたから、どうかしたのかと心配したんだ」
青年は居眠りしていたのだ
状況を把握した青年は耳まで真っ赤になりながら

128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:35:45.39 ID:uZkC7LVf0
「す・・いません・・ちょっとうつらうつらしてました」
ツナギのライダーが笑いながら
「そっか、居眠りか 安心した。何かに取り憑かれてるようだったよ」
周りにも笑が溢れる

恥ずかしさの中に、青年は自分もライダー達の仲間になれたようで
なんだか心地良かった。

「君はどこから?」
ライダー達の輪の中、一際目立つライムグリーンのジャケットを着た
小太りの男が青年に問いかける
「あっ・・埼玉からです」 青年の返事に一同がどよめいた
ライムグリーンがすかさず
「奇遇だねぇ!、ここにいるみんな埼玉だよ」
「さっき知り合ったばっかりだけどね」

箱根といえども距離はある
同郷の嬉しさが青年を包みこむ

「何乗ってるの?」
ひょろりとした眼鏡の男が青年の背後から声をかける
ちょっとびっくりしつつ青年は大きな声で答えた

「マグナです!」

129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:36:34.04 ID:uZkC7LVf0
「ほう、アメリカンか マグナは車体が大きいよね」
ツナギの男がにこやかに答える
割って入るようにライムグリーンの小太りが
「アメリカンじゃ箱根、キツくない?」と聞いてくる

青年は峠を攻めに、来ている訳ではないので
「ぜんぜん、そんなことはないです!楽しいですよ」と満身の笑で答える。
小太りのライムグリーンは少し訝しそうな顔で
「コーナーとか倒せないバイクはストレスが溜まるんじゃない?」
青年はちょっとイラついたが、こうやってバイク談義できることが
なんだか大切な時間に感じてきていた。
「そんなにスピード出して走るわけではないので平気です」
輪を乱さないように、努めて明るく答えた

「そうだ、俺達、今から小田原に降りて、小田厚~東名で帰るけど
 君も一緒にどうだい?」
ツナギの男が聞いてきた。
またも小太りが被せてくる
「小田原で鈴廣かまぼこ食べよう」
青年はライムグリーンの小太りを心の中で「みどりの子ぶた」と呼ぶことにした。

「いいんですか?僕なんて・・遅いですよ」
青年はツナギに向かって答えた

132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:39:45.95 ID:uZkC7LVf0
その時だった
けたたましいサイレンの音と共に、パトカーと白バイが駐車場に入ってきた

「なんだ!なんだ!」
周囲は色めき立つ
パトカーと白バイは、彼等のバイクが停まっている場所で停止した。
周囲の静寂を破る大音響で、パトカーのスピーカーから声がしてきた

「埼玉 せ ◯◯ー◯◯ カワサキのバイクの運転手さん」
「埼玉 せ ◯◯ー◯◯ カワサキのバイクの運転手さん、いますか?」
どうやらライダーの誰かを探しているらしい

「やべぇ俺だ」
みどりの子ぶたが顔色をグリーンにして呟いた

134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:40:49.81 ID:uZkC7LVf0
ブーツを引き摺るようにパトカーのもとへ、歩いて行く子ぶた
一段と蝉の声が大きくなった気がする。

バイクのシートカウルから、何か書類のようなものを取り出し警官へ手渡す子ぶた
受け取った警官はパトカーの助手席へ、子ぶたは後部座席へ乗せられた。

「何をやったんだ?」
ツナギの男がつぶやく
青年は目の前で起きていることが、理解できずにいる
重苦しい空気が周りを包むと、暑ささえ酷くなった気がして額の汗を何回も拭った。

駐車場のバイクをパトカーの警官とは別に調べていた、白バイ隊員がこちらに向かってくるのが見えた。

137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:42:16.12 ID:uZkC7LVf0
隊員は20代か、若い風貌だがやはり制服の威圧感がある。
「こんにちは、神奈川県警ですけれど、少しお話いいですか?」
礼儀正しく、微笑んで、しかし眼光は鋭く笑っていない

「どうしたんですか?何かあったんですか?」
ひょろり眼鏡が、甲高い声で聞く
隊員は質問には答えず
「一緒に走られていた仲間ですか?カワサキの人は?」

「違います」
「いいえ」
意外なほど素早くツナギと眼鏡が答える。
青年も少し、遅れて「僕は一人で」と小さい声で答えた。

「ああ、そうなんですか、ナンバーが皆、埼玉だから、お仲間かと」
隊員は疑いの目は消さずに答える。
「たまたま、駐車場で一緒になって話をしていただけですよ」
ツナギがその目に反応しやや不機嫌に答えた。

「ちょっとお手数ですが、車検証と免許証を拝見させてもらっていいですかね」
隊員はそう言うと、振り返りもせず、皆のバイクのもとへ向かった。

青年は「車検証」というものが、自分のバイクに無いことに焦りを感じていた

138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:42:52.12 ID:uZkC7LVf0
買った時にもらってない
車検受けるときにもらうものなのか?
青年はまだバイクに乗り始めたばかり
そもそもバイクに車検があるかどうかなんて考えてもいなかった。

いっそのこと自己申告してしまうか、木陰を出て愛車の所に付く頃には
夏の日差しと、思案を巡らす頭で汗びっしょりになっていた。

先に着いていた、ツナギとひょろり眼鏡は、既に隊員に何か手渡し、直ぐに返してもらっている
「あっ・・あのぉ車検証がないです」
青年は勇気を振り絞って隊員に言った。

「えっ」
一瞬、隊員がたじろぐ、ツナギとひょろり眼鏡もこちらを振り向く
「あぁ君は自賠責の証書でいいよ」
先程の鋭い眼光は消え、心持ち笑っているかのように隊員が言う
「ジバイセキ・・・」新しい単語の登場に青年は更に戸惑う。

139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:43:28.25 ID:uZkC7LVf0
「保険のことだよ、シートの下とかどっかに入ってない?」
隊員は青年に、免許証を返しながらこう言った。

鳴き止まない蝉の声の中、青年は「らしき」ものを探す
気がつけばツナギとひょろり眼鏡はヘルメットを被り出発準備をしている。
急いで探さなきゃ、焦る気持ちを抑えようやく取り出した保険証を隊員に渡す。

その時、セルの回る音と同時に、集合管の唸る音が響いた
ツナギとひょろり眼鏡のバイクがあっという間に駐車場から消えていく
青年はここで、初めて置いていかれたのがわかった
「埼玉までは距離があるから、気をつけて帰るんだよ安全運転でな」
隊員の声にうっかり涙が出そうになる。

程無く、後部座席に子ぶたを載せたままパトカーと白バイも駐車場から消えていった
駐車場には、持ち主のいなくなったカワサキとマグナ50、そして青年

140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:44:08.28 ID:uZkC7LVf0
はじめて出来たライダー仲間、そして裏切り・・・
孤独感が青年を包む
「ひとりぼっちか」そう呟いた時、愛機マグナ50の重厚なボディが目に入った
俺には相棒がいるじゃないか、最高の友が!

居ても立ってもいられずに、青年はヘルメットを被り、軍手をしっかり装着すると愛機に跨った。
セル一発「トトトト」小気味の良い排気音は相変わらず、蝉の声にかき消された
駐車場からゆっくりと発進させ、黄色いはみ出し禁止のラインがどこまでも続く道路へ
マグナ50を滑り込ませた。

夏の日差しの中、右手を捻ればどこまでも行けそうな気がした。

そう俺はマグナ50の相棒 「マグナキッド」 道が続く限り友と走り続ける。




マグナキッドが駐車場に、しまむらのジャケットを忘れたのに気づくのは、もっと後のことである。


~マグナキッド箱根編~  完

142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:46:24.48 ID:6xLeqcaa0
いい話だなぁ

153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:53:29.50 ID:uZkC7LVf0
「ちょっとコンビニに行ってくるよ」
ヘルメットを抱えて、妻に言った。
「あのバイクで行くの?」
「そうだよ」  
妻は、あきれた、とでも言いそうな表情をして、台所に向き直り、夕飯の支度を続けた。
「すぐ戻ってくるから」
僕はヘルメットとグローブを持つと、ブーツを履いて家を出た。
愛車のマグナは50ccだ。
数あるマグナ中でも、気軽に乗れるところが気に入っている。
エンジンに火をいれると独特の排気音が住宅街に響く。
丁寧に暖気してから、僕はゆっくりと走り出した。

最寄のコンビニはバイクで五分もかからないだろう。
自転車でも、歩いてでも行ける距離であることはわかっている。
だけど、僕は何か理由をつけてはこのマグナに乗りたかった。
今日は日曜日だったにもかかわらず、 妻と子供の服を買うために、午前中から家族で洋服店をまわっていたため、まだバイクに乗っていなかったのだ。
休みの日はほんの少しの時間でもいいから、バイクに乗るようにしている。
だから、もうすぐ夕飯の時間であるにもかかわらず、五分だけでもいいからバイクに乗ることにしたのだ。

154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:54:12.66 ID:uZkC7LVf0
住宅街に挟まれた坂道のバス通りを走り抜けていく。
街路樹のプラタナスの葉がすっかり落ちている。 夕暮れで辺りは薄暗くなっている。
西の空が夕日で幻想的に染まっている。
反対車線を走る大きなハーレーに乗ったおじさんが手を振ってくれた。
小高い丘の住宅街を抜け、市街地へ向かうカーブで、少しだけアクセルを開けて走り抜けた。
エンジンの鼓動が僕の体に伝わってきて、胸を高ぶらせる。
左手にコンビニが見えてきた。僕はコンビニには寄らず、そのまま通り過ぎた。
線路の上を渡る高架を上りきったところで、沈もうとしている太陽の光が差し込んできた。
高架をくだり、僕はもっと見晴らしのいい場所へ向かおうと走り続けた。

しばらく、商店やガソリンスタンドなどが並ぶ通りを進んでいたが、そのまま走っていると大きな川の土手へ上がった。
太陽は見えたが、半分沈んでいた。
夕日が、僕と愛車の長い影をつくっている。
僕は川の下流へ向かって、見晴らしのいい土手沿いの道を走っていた。

155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:54:49.14 ID:uZkC7LVf0
いつの間にか、僕は海まで来ていた。
港に愛車を停めて、ホットの缶コーヒーを飲みながら、すっかり暗くなった太平洋を見ていた。
時計を見ると、あれから一時間以上経過していた。
妻は怒っているかもしれない。
子供たちに「パパったらしょうがないね」と言いながら、僕のいないまま夕飯を食べているかもしれない。
だが僕は、まだまだこのマグナに乗っていたかった。
このままどこかへ行ってしまいたい。
北海道へ行くのもいいし、四国や九州へ行くのもいい。
そんな非現実的な想像にふけながら、僕は愛車に跨り、家族の待つ自宅へ向うため、軽いクラッチをゆっくりとつないだ。

163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:58:53.45 ID:ZpWksItx0
>>155
初めて見たけどこれいいね

158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:56:39.88 ID:6XZ5rERg0
工房のころマグナに乗ってたらもっと楽しい日々があったのかもしれないなぁ

162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 21:58:32.00 ID:oAAbwoZJ0
ハーレーに跨って信号が青に変わるのを待つ俺は恥ずかしい過去を思い出す

まだ大型どころか中免も持っていなかった20歳の頃…
車の免許を取ったのはいいが、当時学生だった俺に車を買う金はなく バイク屋で一目惚れしたマグナ50を乗り回していた
クラッチ操作、ギアチェンジ、スロットルを回すと走りだす感覚
そして風を切って走る感動、全てが新しかった、50ccなのに立派な風格のマグナ50に俺は酔いしれていた。
街中で他のバイクを見かけては、隣に並んでメンチを切って空ぶかしした。
マグナ50に敵う奴なんかいないと信じていた

そんな俺が現実を知る日は、突然やってきた
あの日もいつものように信号待ちで隣に並んだ
スティードに乗ったオッサンを睨みつけ空ぶかしをして威嚇していた
だがオッサンは俺に向かってニコッと笑うと話しかけてきた
「かっこいいなぁ。それなんてバイクだい?」
不意を突かれた俺は、強がって聞き返した
「そっちこそなんてバイクだよ!デケーけど何cc?」
オッサンは余裕の笑みを浮かべながら言った
「これはスティードさ。排気量は600ccだよ。で、君のは何ccなんだい?」
頭が真っ白になった
600ccのバイクがあるなんて知らなかった。
マグナ50の12倍じゃないか…敵うはずがない…
そんなことを考えているうちに信号は青に変わり
オッサンは、俺がどう足掻いても追いつくことができないスピードで走り去っていった
そして俺は今、あの時の俺そっくりなマグナ50に乗った青年に話しかける
「かっこいいバイクだね。速そうだなぁ、何cc?」
青年は一瞬驚いた顔をしたが、不敵に言い放った
「に、ニーハンだよ!ニーハン!!勝負すっかゴラァ!」
信号が青に変わったことに気づき走り出す。
マグナ50を尻目に更に加速する ミラーに写るのは点になったあの日の俺だった

164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 22:03:49.50 ID:FM++cipU0
なんかマグナ欲しくなってきた

166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 22:05:10.05 ID:ukvmhMaU0
この爽やかな読後感

72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/26(月) 20:52:10.10 ID:ycKLZl91P
マグナキッドのコピペどんだけあんだよ



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