http://www.sankei.com/region/news/150314/rgn1503140048-n1.html
　県警交通捜査課は１３日、昨年６月に最大１９台のバイクを連ね、県内で危険な集団暴走をしたとして、
道路交通法違反（共同危険行為など）の疑いで、県内８校の高校生ら１７、１８歳の少年少女３１人を摘発したと発表した。

　逮捕者はこのうち２７人。逮捕容疑は昨年６月２１日夜から翌２２日未明にかけ、千葉、市原、袖ケ浦、
勝浦などの各市の路上でバイクに分乗し、９０～１５０キロにわたって暴走したとしている。

　同課によると、少年らは乗用車の運転免許を取れる年齢を迎えることから、
無料通信アプリ「ＬＩＮＥ（ライン）」やツイッターなどで「タメ（同世代）だけで単車の走り納めをしよう」
などと連絡を取って県内各地から集まり、信号無視や蛇行運転などの危険行為をしていた。

　少年らは暴走族などの１つのグループではなく、同日は「無異徒（ナイト）ツーリング」と称し、
メンバーの一部が合流や離脱をしながら暴走。君津市内のコンビニエンスストアで記念撮影するなどしていた。

　調べに対し、少年らは「みんなで走るのが楽しかった」などと供述しているという。